防災・減災への備え

下関北九州道路について|期待される効果

まず、ここだけ

防災・減災への備え、3つの要点

関門トンネル・関門橋に次ぐ第3のルートとして、災害・事故時の代替経路を確保。緊急車両や物資輸送を守る下関北九州道路の防災・減災効果と、リダンダンシー(複線化)の考え方を解説します。

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  1. 期待される変化

    関門トンネル・関門橋に次ぐ第3のルートとして、災害・事故時の代替経路を確保。緊急車両や物資輸送を守る下関北九州道路の防災・減災効果と、リダンダンシー(複線化)の考え方を解説します。

  2. 彦島との関わり

    道路整備を地域の暮らし・産業・交流へどう結びつけるかを考えます。

  3. 計画とあわせて確認

    効果は将来の想定です。道路計画の進捗や根拠資料もあわせてご覧ください。

夕景の関門海峡に架かる橋。災害時の代替路がもたらす安心を象徴するイメージ

現在、本州と九州を道路で結ぶ交通は、関門国道トンネルと関門橋の2つのルートに大きく依存しています。

関門国道トンネルは1958年、関門橋は1973年に開通しており、いずれも供用開始から長い年月が経過しています。安全な通行を維持するためには、今後も補修工事や点検を継続する必要があります。国の資料でも、下関北九州道路には、既存施設の補修時や災害時に代替ネットワークとして機能することが期待されています。

既存の2ルートのうち、どちらか一方が利用できなくなると、残るルートや周辺道路へ交通が集中し、本州と九州を行き来する人や物流に大きな影響が生じる可能性があります。

実際に、2022年9月の台風14号では、関門橋が34時間15分にわたって通行止めとなりました。その結果、関門トンネルや周辺道路へ交通が集中し、小倉駅から下関駅までの移動時間は、平常時の約36分から約74分へと、およそ40分増加しました。海峡を横断する交通量も、平常時と比べて約7割減少したとされています。

さらに、関門橋と関門トンネルを利用する交通需要の約8割は、関門地域を越えて移動する広域交通です。既存ルートが通行止めとなった場合、1日当たり約7万台の交通に影響が及ぶ可能性が示されています。地域内の移動だけでなく、本州と九州を結ぶ広域物流や経済活動にも関わる課題です。

下関北九州道路は、関門国道トンネル、関門橋に次ぐ第3のルートとして、災害や事故、補修工事などが発生した際の代替経路を確保する役割が期待されています。

3つのルートによる道路ネットワークが形成されれば、一部の道路が利用できない場合でも、別のルートを使って本州と九州を結ぶ交通機能を維持しやすくなります。

このように、一つの経路に問題が発生しても、ほかの経路によって機能を補える状態を「リダンダンシー」と呼びます。分かりやすく言えば、万一に備えて複数の移動手段を確保しておくという考え方です。

代替ルートの確保は、一般車両の移動だけを支えるものではありません。救急車や消防車などの緊急車両、被災地へ向かう支援車両、食料や医薬品を運ぶ物流車両の通行を確保するうえでも重要です。

下関北九州道路の整備によって、災害や緊急時にも人と物の流れを止めにくい道路ネットワークが形成され、彦島を含む関門地域の防災力と交通の信頼性が高まることが期待されています。

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その他の期待される効果

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