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先に、全体像をつかむ

宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘で知られる巌流島は、彦島のすぐ沖に浮かぶ小さな無人島です。彦島とのつながりや島の見どころ、アクセス方法をご紹介します。

  1. 巌流島とは

    巌流島の正式名称は「船島」といいます。

  2. 宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘

    巌流島では、慶長17年、1612年4月13日に、剣豪・宮本武蔵と佐々木小次郎が決闘したと伝わっています。

  3. 巌流島と彦島のつながり

    巌流島は、彦島江の浦東岸から約250メートルという、彦島のすぐ目の前にあります。

巌流島は彦島のすぐ沖|宮本武蔵と佐々木小次郎、決闘の島

巌流島に立つ宮本武蔵・佐々木小次郎の決闘像。奥に関門海峡と関門橋が見える
巌流島に立つ宮本武蔵・佐々木小次郎の決闘像

写真: RoninjapanWiki(CC BY-SA 4.0 / Wikimedia Commons)

「巌流島」という名前を聞くと、多くの方が宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘を思い浮かべるのではないでしょうか。

全国的にも知られている巌流島ですが、実は彦島江の浦のすぐ沖に位置していることは、あまり知られていないかもしれません。

今回は、巌流島の歴史や彦島とのつながり、島内の見どころ、現在のアクセス方法についてご紹介します。

巌流島とは

巌流島の正式名称は「船島」といいます。

関門海峡に浮かぶ、周囲約1.6キロメートルの小さな島で、現在は人が暮らしていない無人島です。所在地は「下関市大字彦島字船島」で、彦島江の浦東岸から約250メートルの場所にあります。

海を挟んではいるものの、彦島の海岸から非常に近く、地理的にも彦島と深いつながりを持つ島です。

現在の巌流島には、船が接岸するための浮桟橋や散策道、休憩所などが整備されています。関門海峡を行き交う大小さまざまな船を眺めながら、ゆっくりと島内を歩くことができます。

宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘

巌流島では、慶長17年、1612年4月13日に、剣豪・宮本武蔵と佐々木小次郎が決闘したと伝わっています。

当時の島は「船島」と呼ばれていましたが、決闘に敗れた佐々木小次郎の流派「巌流」にちなみ、後に「巌流島」と呼ばれるようになったとされています。

武蔵が約束の時間に遅れて現れたことや、船の櫓を削って木剣を作ったことなど、決闘には数多くの逸話が残されています。

ただし、決闘の詳しい経緯や当日の様子については、史料によって異なる部分もあり、さまざまな説があります。

事実と伝承が重なり合いながら、400年以上にわたって人々を引きつけてきたことも、巌流島の大きな魅力といえるでしょう。

彦島の歴史資料でも、巌流島の決闘は地域を代表する歴史の一つとして紹介されています。

巌流島と彦島のつながり

巌流島は、彦島江の浦東岸から約250メートルという、彦島のすぐ目の前にあります。

住所にも「彦島字船島」とあるように、巌流島は彦島と切り離して考えることのできない場所です。

提供資料でも、巌流島は彦島地区に残る歴史遺産の一つとして紹介されており、彦島や関門海峡の歴史を知るうえで大切な場所として位置づけられています。

彦島は古くから関門海峡の交通や交流と深く関わり、源平合戦、下関戦争、造船業や化学工業の発展など、さまざまな歴史の舞台となってきました。

巌流島もまた、関門海峡に浮かぶ島として、その歴史と文化の一部を形づくっています。

巌流島の見どころ

島内を訪れた際に、まず見ておきたいのが「武蔵・小次郎像」です。

二人の剣豪が向かい合う姿を表現した像で、巌流島を象徴する風景の一つとなっています。

ほかにも、島内には次のような見どころがあります。

  • 佐々木巌流之碑
  • 巌流島文学碑
  • 武蔵・小次郎像
  • 決闘の地をイメージした人工海浜
  • 関門海峡沿いの散策道
  • 関門海峡を行き交う船や対岸の景色

島の大部分は公園として整備されているため、潮風を感じながら、比較的ゆっくりと散策できます。

華やかな観光施設が立ち並ぶ場所ではありませんが、海峡の景色と歴史を静かに味わえることが、巌流島ならではの魅力です。

巌流島へのアクセス

巌流島は彦島のすぐ沖にありますが、現在、彦島江の浦から巌流島へ向かう定期連絡船は運航されていません。

下関側から渡る場合は、唐戸市場近くの唐戸ターミナルから巌流島連絡船を利用します。唐戸から巌流島までの所要時間は、片道約10分です。

曜日や時期によっては、門司港側から運航される便もあります。

ただし、運航時刻や便数、運賃、門司港発着便の運航状況は変更される場合があります。訪問前に、関門汽船の公式情報をご確認ください。

また、天候や海の状況によって運休となる場合もあるため、帰りの最終便まで含めて確認しておくと安心です。

彦島と周辺地域の歴史を次の世代へ

彦島には、巌流島だけでなく、関門鉄道トンネル、下関漁港閘門、造船所のドック、近代化を支えた工場群など、地域の歩みを伝えるさまざまな歴史・文化・産業遺産があります。

普段見慣れている海や建物、地名の一つひとつにも、長い年月をかけて受け継がれてきた物語があります。

彦島活性化推進協議会では、巌流島をはじめとする彦島周辺の歴史や文化、地域の魅力を、これからも分かりやすくご紹介していきます。

地域にお住まいの方はもちろん、下関や関門海峡を訪れる方にも、彦島の新しい魅力を知っていただくきっかけになれば幸いです。

よくある質問

巌流島の所在地は「下関市大字彦島字船島」です。彦島江の浦東岸から約250メートルの海上にあり、地理的にも歴史的にも彦島とつながりの深い島です。

現在、彦島江の浦から巌流島へ向かう定期連絡船はありません。下関側からは、唐戸市場近くの唐戸ターミナルから巌流島連絡船を利用します。

唐戸から巌流島までは、船で片道約10分です。運航時刻や便数は曜日や季節によって変わる場合があるため、事前に公式情報をご確認ください。

武蔵・小次郎像、佐々木巌流之碑、巌流島文学碑、人工海浜などがあります。散策道からは、関門海峡を行き交う船や周囲の景色も楽しめます。

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